*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「平気。姉御の愛ってわかってるし全部本当の事だから。……わかってる……このまま類といても意味ないって。姉御の言葉は、逃げて見ないでいた私の本心。過去最高のアッパーくらったけど、もう逃げるのはやめるって決めたよ」


相葉先輩は、少し底冷えする部屋のロッカーにもたれて座り込む私の話を、いつものように軽く相槌打ちながら聞いてくれる。


「決めたんだけど……すぐ会えないし、日常に終われる間にまた面倒になりそう」


《そっか……電話より直で話したい内容だしね。でもわかるよ、俺も喧嘩したまま長いツアー出ると忘れちゃって、帰国後普通に連絡すると向こうはまだ怒っててさ、超面倒になる》
< 182 / 581 >

この作品をシェア

pagetop