*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「先輩には、無理だよ。だって優しすぎるもん」


《いやいや言ってやりますよ、美愛ちゃんの幸せの為なら超ビシッ! ……いってー》


どうも机を思い切り叩いてかなり痛かったよう。

あ~あ、先輩らしい。


「先輩ありがとう。元気出た」


《……なら良かった。マジ俺らに出来ること何でもするから》


「うん。……くしゅん!」


すっかり冷えきった私は、立ち上がりながらまた謝りまくる先輩をなだめる。

相葉マンと話していると楽しくてホッとして、あっという間に時間が流れていく。

でもいいなぁ、『俺らに』ってユニット感羨ましい。
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