*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「起きて大丈夫?」


「うん……もしかして海斗先輩?」


「取り敢えず入っていい? 重い」


そう言いながら既に私の脇をすり抜け冷蔵庫前に荷物を置いている。


「ありがとう。ただうつすとヤバい」


私は口を押さえて部屋の中心部に移動。


「うん、悪いけどすぐ帰るよ。奴にも叱られるから。適当に冷蔵庫しまっていい?」


「やるから大丈夫……叱られる?」


私の返事にすぐ玄関で靴を履くと、意味深な顔で私を見てくる。
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