＊Dear……＊～ハイスペック男子と甘いLove Storyを～

｢疲れさせるといけないから、荷物片付けたらすぐ帰れって。海の奴、超心配してたよ｣


先輩……わざわざ相葉先輩にまで頼んでくれるなんて嬉しすぎ。

……何そんなニヤニヤしてるの？


｢ま、本音は、別腹だろうけど。……ついに再会か……八年ぶり？あいつの変わり様超笑えね？ 超
真面目なビジネスマン気取ってさ｣


『ついに』って言葉に一瞬ひっかかるけれど、スルーしてうんうん頷く。


｢めっちゃびっくりした。そっくりさんかと思ったし｣


私の真ん丸眼に、目尻に優しい皺を寄せて超楽しげに笑う。


いつ見ても先輩の太陽みたいに明るい笑顔……ホッとする。