*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
はぁ……一気にまた疲労感。

でも誤解が解けた安堵感のが、数倍大きい。

しかし似てない姉弟……先輩の『姉さん』呼びも、冗談ぽくながらもマジ呼びなわけね。

しかし相葉先輩にバレてたとは……車内にいたとはいえ海斗先輩を背後に告白とはやるな。

しかも私の気持ち知りながら……優しい相葉先輩らしかぬ行動。

でも気持ちわかるから。

"好き"って気持ちは、時に厄介で残酷なもの。

綺麗事なんて言ってられない。

でも辛かった……私の人生上、最も辛くて苦しくて痛くて哀しみに暮れた一夜。

何年経っても雪が降る度に甦る哀しい記憶……

類といても決して消えなかった失恋の痛み……。

いつかこの恋を永遠のものにする事が出来たなら、この記憶も痛みも全て過去のものになるのかな……?
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