*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
類への恋心も既に記憶でしかない。

この四年間は、何だったの?そう思うくらいに。

徐々に薄れてはいたけれど、先輩との再会を機に信じられないくらい急降下していった。

その分、先輩への恋心は驚くほど急加速されていく。

もう止められない、二度と凍らせることなど出来ないほどに。

あの頃は、切なさばかりで簡単に涙で冷やすこと出来た。

そして無理にでも冷凍出来てた。

だけど今は違う。

先輩を想うと甘くてふわ~りあたたかい……

パステルピンクの綿アメに包まれ、暖かい太陽の光に照らされている気分になるの。

澄み渡る蒼い空の中、輝く未来に進んでいる気分なの。
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