*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
少し緊張気味にドアを開けると、暖かい空気と共にラベンダーの香りが漂ってくる。
「お待たせしました。失礼します」
「……仕事モードオフにして」
「……お邪魔しま~す」
「……邪魔じゃないし。……どうぞ」
……まだ超~不機嫌。
こんな露骨に感情を露にするなんて珍しいっていうか初めて。
困ったな……でもいい香り。
ラベンダーの芳香剤に少しだけ心が癒され……ません。
ハンドルを握り前を見たまま口を尖らせる姿にうろたえまくり、ドアを開けたまま乗るのを躊躇してしまう。
そんな私に気付いた先輩は、かなり罰悪い顔を見せると小声で謝り、出来る限り感情を抑えた声で
もう一度迎えてくれる。
「お待たせしました。失礼します」
「……仕事モードオフにして」
「……お邪魔しま~す」
「……邪魔じゃないし。……どうぞ」
……まだ超~不機嫌。
こんな露骨に感情を露にするなんて珍しいっていうか初めて。
困ったな……でもいい香り。
ラベンダーの芳香剤に少しだけ心が癒され……ません。
ハンドルを握り前を見たまま口を尖らせる姿にうろたえまくり、ドアを開けたまま乗るのを躊躇してしまう。
そんな私に気付いた先輩は、かなり罰悪い顔を見せると小声で謝り、出来る限り感情を抑えた声で
もう一度迎えてくれる。