*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「ごめん、露骨で。でもこれが俺の本音。早く美愛の全てを俺だけのモノにしたい。……今すぐにでも」


最後の言葉が、やけにリアルに耳に響き渡り、胸が壊れたかも!? そう思うほど特大のドキッ!

反射的に顔を上げた瞬間、この唇は傾いた唇に素早く奪われた。

そして自然に瞼は閉じられていく。

不意打ちのキスに……

思えば初めてのキスらしいキスに

堪らなく胸がキュン……

先輩の暖かい腕の中で会社ということも忘れ、甘い一時に酔いしれたのだった。
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