*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「ありがと……えっ!?」


私は、受け取りながら目を疑う。

なぜなら名刺には、"水嶋海斗"と書かれていたから。


「初めまして、水嶋です。君が、同行者で嬉しいよ」


…………嘘でしょ!?

先輩が、副社長!?

先輩は、爽やかな笑顔で私の右肩をポン!

再びフロントに戻って行く。

先輩、まさか結婚……ないよね?

一応彼女いたし。

座ったまま呆然と先輩の背中を見ながら答えを巡らしていると、振り向き様に笑顔で手招きされ、非常に戸惑い混乱しながら先輩の横に並び、一緒にチェックインを済ませた。
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