*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「では、これから取り調べを始める。あれから容疑者から連絡は? やはり鍵もまだか?」


超ワクワクモードから、急にシリアスモードに転換の相葉捜査員。

シラフでこのテンション? また面倒かも……。


「音沙汰なし。着払いでいいから送ってとは連絡したんだけど……」


「やはりまだか……でもよかった。プロポーズにグラグラ揺れてまた再燃してないか心配してたのよ。あいつも気が気じゃないみたいで、夜中二時に合鍵奪還司令出してきやがった。たぶん簡単に返す気ないだろうって。運悪くマナーモードにしてなかったから飛び起きたよ。あいつ時差の事すっかり忘れてて。あの冷静沈着な奴が……愛だね~」


合鍵奪還司令!?

確かに心配してたけど、相葉先輩に頼むなんて思ってもみなかった。

相葉先輩に私達のこと話すの一番嫌がってたし。

絶対超~の無限大からかいまくりに決まってるからって。
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