*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
なるほど……あ、思い出した!


「……先輩、何で類のこと知ってるの? 類は、先輩のこと知らないのに」


海斗先輩の名前だけ口パクにして質問すると、相葉先輩はしばし迷った顔をしてから真っ直ぐ私を見てくる。


「約半年前、偶然あいつと空港で会った時、偶然類君もいたんだ。類君は、俺に気付いてなかったけどその時に教えた。……ごめん」


相葉先輩は目をそらし、何だか落ち着かない様子で私にそう告げた。
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