*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
でも先輩を悪く言われて頭にきた私は、つい反論したくなる。


「先輩は、頭おかしくなんかない。いつもは、とても優しくて穏やかで大人なの。仕事も凄くデキる人で社員からも尊敬、信頼されてる」


そして怒りを抑えながらもしっかり反論してしまった。


『美愛……あの男とデキた? だからいきなり別れるとか言い出したの?』


でもまた鋭い突っ込みに、顔がひきつり更に心臓がバクバクになる。


「関係ない。先輩は、ただ心配してくれただけ。言ったでしょ? 前からずっと考えてたって」
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