*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「私も。……まだ一ヶ月も経ってないのが、嘘みたい。不思議ともう何ヵ月も前のように感じる」


《俺も。美愛に祝ってもらえて最高の三十迎えられたし、撮影も凄く楽しかったな。また京都にも行きたい。……今度は、ふたりで》


「うん! 約束」


《約束》


海斗さんと幸せな会話が増える度、どんどん類とのことが昔に感じられていく。

でも今夜は、久しぶりに現実突き付けられて本当に疲れた。

せっかくの海斗さんとの時間も心から楽しめないほど、どんどん心細さが募り始める。
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