*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
「そうだ、携帯教えてくれる?」
頭の中でうだうだ言い訳していると、先輩は突然思い出したように立ち上がり、部屋の壁側中央の
ソファーに置かれていたスマホを取りに行く。
「断じてナンパではないのでご安心を。……綾瀬チーフ」
そう笑いながらまた前に座ると、私が教えるのを待つ。
例えナンパでも誘ってほしいと思いながら教えると、手早く入力してくれる。
「鳴らしたから俺のも登録しといて。……"先輩ハート"でよろしく。私用だから副社長登録NG。でも
会社の悩みから不満、要望、プライベートの愚痴、何でもどうぞ。……デートの誘いも大歓迎」
その悪戯な目に、私は笑いながら頷き返す。
もう……出来ないのわかっててからかってる。
相葉先輩みたいに気軽に誘えたら……よくない!
気持ち……後戻り出来なくなるに決まってる。
でもプライベートナンバーなんて驚いた。
てっきり社用だと。
……素直に嬉しい。
頭の中でうだうだ言い訳していると、先輩は突然思い出したように立ち上がり、部屋の壁側中央の
ソファーに置かれていたスマホを取りに行く。
「断じてナンパではないのでご安心を。……綾瀬チーフ」
そう笑いながらまた前に座ると、私が教えるのを待つ。
例えナンパでも誘ってほしいと思いながら教えると、手早く入力してくれる。
「鳴らしたから俺のも登録しといて。……"先輩ハート"でよろしく。私用だから副社長登録NG。でも
会社の悩みから不満、要望、プライベートの愚痴、何でもどうぞ。……デートの誘いも大歓迎」
その悪戯な目に、私は笑いながら頷き返す。
もう……出来ないのわかっててからかってる。
相葉先輩みたいに気軽に誘えたら……よくない!
気持ち……後戻り出来なくなるに決まってる。
でもプライベートナンバーなんて驚いた。
てっきり社用だと。
……素直に嬉しい。