*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
でも本当なら明日休みだったのにな……。

好きなだけゴロゴロ至福の時を過ごし、夜は久々のデート楽しみにしてたのに。

どうせ類もフライト入ったからいいけど。

そうだ! 明日の夜も宿泊して一人旅……もいいけど、やっぱり私は感動を分かち合える誰かと一緒がいいのよね。

一人の時間ないと生きていけない人なのに、食事やお出掛けは一人じゃ寂しい面倒な奴なの。

なんて思ってるうちに、駅から直通のホテルに到着。

爽やかなスカイブルーのキャリーバッグを片手に颯爽とエントランスに歩いて行くと、燕尾服のような素敵な制服を着た中年男性のドアマンがにこやかに迎えてくれる。
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