*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
……無理です。

しっかり胸に刺さりました。

もしや? と思っていたけれど確信となるとショック……。

でも頑張って作り笑いして、素直な想いを伝えようと思う。


「正直、今の私にはわからないです。だって先輩が彼氏なんて想像するのも恐れ多くて……。きっと負担になる人もいれば、モチベーションアップになる人もいると思います。その立場になって初めてわかると思います。ただ私的には、副社長じゃなくて普通の社員とでも、出来れば公表したくないです。きっと私達以上に周囲に気を使わせると思うから。好奇の目に晒されるのも詮索されるのも面倒ですし」


先輩は、"なるほど……"というように、うんうん頷いて私の話を熱心に聞いてくれた。
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