お見合いさせられました!
「奏美ちゃんはもともと美人だから、もっと自覚したほうがいいですよ」
「戸川さん、そんなお世辞言われて喜ぶような歳じゃありませんよ~」
「いつも愛子、言ってますよ。奏美ちゃんはもったいないって」
愛子(あいこ)は私の親友であり、戸川さんの彼女。
私は愛ちゃんって呼んでる。
「もったいない?」
「会社の飲み会とかで、結婚願望ゼロって豪語してるんでしょう?」
ゲッ!
愛ちゃん、そんな話を戸川さんにしてるなんて!
結婚願望ゼロどころか、恋愛願望もゼロなんだけど。
私は苦笑いを浮かべて、受付で会計を済ませる。
「ランチ、楽しんで来て下さいね」
「はい!それじゃ」
時計は11時を指している。
美容室からホテルまで、タクシーに乗れば15分くらいで着くはず。
着慣れてない格好で歩くのはしんどいから、タクシーで行こう。
戸川さんに見送られて、私は待ち合わせのホテルに向かった。
「戸川さん、そんなお世辞言われて喜ぶような歳じゃありませんよ~」
「いつも愛子、言ってますよ。奏美ちゃんはもったいないって」
愛子(あいこ)は私の親友であり、戸川さんの彼女。
私は愛ちゃんって呼んでる。
「もったいない?」
「会社の飲み会とかで、結婚願望ゼロって豪語してるんでしょう?」
ゲッ!
愛ちゃん、そんな話を戸川さんにしてるなんて!
結婚願望ゼロどころか、恋愛願望もゼロなんだけど。
私は苦笑いを浮かべて、受付で会計を済ませる。
「ランチ、楽しんで来て下さいね」
「はい!それじゃ」
時計は11時を指している。
美容室からホテルまで、タクシーに乗れば15分くらいで着くはず。
着慣れてない格好で歩くのはしんどいから、タクシーで行こう。
戸川さんに見送られて、私は待ち合わせのホテルに向かった。