家庭教師はヒミツの彼氏
ーーーーーーーガチャ
『涼太くん』が、ドアを閉めた。
「あの…家庭教師って……その…」
「勉強を教えにきた。ここのお父さんと俺の父さんは職場で仲がいいらしくて、ここのお父さんが俺の父さんに相談して、俺が来ることになったんだ。」
「そっ、そうだったんですか…」
「とりあえず、まず課題を終わらせよう」
そう言われて、私はカバンを開く。
お腹空いてたし、今から勉強とか信じらんない…イケメンだし緊張するし…
「まずは、早く終わらせられる歴史から」
「えっ、涼太くんが手伝ってくれるってこと!?」
「…涼太くんだと?いいか、俺のことは先生と呼べ!!」
「ひぃっ、先生!!!」