私にとって初めての恋。
美陽が学校に着くと、束李に開口一番謝られた。
美陽は大丈夫と束李を諭す。
どうやら龍月との下校中に怒られたようだ。
「本当はあいつが良いんだろうけど、お前は友人だろ」
家に着いて美陽に電話をしたが繋がらなかったと束李は言った。
美陽は鞄の中から携帯を取り出す。
「あ、ごめん。電源切ってた」
束李と神楽から何通ものメールと電話が入っていた。
「だから、朝いたのか」
と今理解した。
美陽も束李に向かって一生懸命に謝った。
「そう言えば、聞いて欲しいことがあったんじゃないの?」
「?何で?」
「何でって…。美陽から誘ってきたんじゃない」
あの日にと言われて気づく。
「あー、うん。肌寒くなってきたしマフラーでも買おうかと」
「今日、買いに行く?部活休みだし」
「ううん、大丈夫。お母さんが色々と送ってくれたみたい」
「そっか…」
束李は残念そうに呟いた。
美陽はすかさずフォローする。
「また、いつか遊びに行こ?」
「うん!絶対に」
束李の笑った表情を見て美陽はホッと胸をなでおろした。
美陽は大丈夫と束李を諭す。
どうやら龍月との下校中に怒られたようだ。
「本当はあいつが良いんだろうけど、お前は友人だろ」
家に着いて美陽に電話をしたが繋がらなかったと束李は言った。
美陽は鞄の中から携帯を取り出す。
「あ、ごめん。電源切ってた」
束李と神楽から何通ものメールと電話が入っていた。
「だから、朝いたのか」
と今理解した。
美陽も束李に向かって一生懸命に謝った。
「そう言えば、聞いて欲しいことがあったんじゃないの?」
「?何で?」
「何でって…。美陽から誘ってきたんじゃない」
あの日にと言われて気づく。
「あー、うん。肌寒くなってきたしマフラーでも買おうかと」
「今日、買いに行く?部活休みだし」
「ううん、大丈夫。お母さんが色々と送ってくれたみたい」
「そっか…」
束李は残念そうに呟いた。
美陽はすかさずフォローする。
「また、いつか遊びに行こ?」
「うん!絶対に」
束李の笑った表情を見て美陽はホッと胸をなでおろした。