私にとって初めての恋。
二人の気持ち
クリスマス、お正月が過ぎると近づいてくるのは悠琉の受験。
「そう言えば最近会ってるの?次沢さんと」
「いいや、会ってない。俺の受験があるから~って向こうが」
「なるほどな」
「年始にお守りももらったし、受からないと」
悠琉と龍月は教室で話していた。
「ふーん…。俺にはお前も遠慮してるように見えるけど?」
「…まあ、多少は」
「束李がさ、寂しそうだったってこの前言ってた」
「彼女は本当に友達思いだね」
悠琉は聞き流しながら言う。
「休憩がてらデートにでも行けば?根詰めるのも良くないし。」
龍月は制服のポケットからチケットを取り出す。
そこには遊園地と書かれていた。
「これは?」
「遊園地のチケット。2人で行ってきなよ」
悠琉は遠慮がちに受け取る。
「受験前のデート、行ってきなよ。来月からは今とは格段に会う回数減るんだから」
「…ありがたく行かせてもらうよ」
息をつきながら悠琉は口角をあげて言った。
「そう言えば最近会ってるの?次沢さんと」
「いいや、会ってない。俺の受験があるから~って向こうが」
「なるほどな」
「年始にお守りももらったし、受からないと」
悠琉と龍月は教室で話していた。
「ふーん…。俺にはお前も遠慮してるように見えるけど?」
「…まあ、多少は」
「束李がさ、寂しそうだったってこの前言ってた」
「彼女は本当に友達思いだね」
悠琉は聞き流しながら言う。
「休憩がてらデートにでも行けば?根詰めるのも良くないし。」
龍月は制服のポケットからチケットを取り出す。
そこには遊園地と書かれていた。
「これは?」
「遊園地のチケット。2人で行ってきなよ」
悠琉は遠慮がちに受け取る。
「受験前のデート、行ってきなよ。来月からは今とは格段に会う回数減るんだから」
「…ありがたく行かせてもらうよ」
息をつきながら悠琉は口角をあげて言った。