紅い月が離れるとき

《ユズナちゃん?!》
「唐沢さん…どうしたの??」

唐沢さんっていうのは
あたしの担当さん。

《実はね……》

なんで…?!
なんであたしなの?!


…バンッ!!

「ユズナちゃん…!」
「唐沢さん…それ,
ホントですか…?!」


唐沢さんの手に,
1枚の紙。

「ホントだよ……,
すごいよユズナちゃん!!」


あたしが…??


TVに……??

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