18年後の日本と・・・。
お、此処か。
まずは職員室に行ってみようか。
コツコツコツコツッ
コンコンッ
煌羽『失礼、本日より此方に通う事になった者ですが・・・理事長室へは行った方がよろしいでしょか?行った方が宜しい場合は場所をお教え頂きたいのですが・・・』
教師「っっ!あ、ああ。理事長室へは俺が案内しよう。俺は如月 稚羽矢チハヤ だ。よろしく」
煌羽『如月 稚羽矢・・・?』
煌羽『いえ...そうですか。俺は皇 煌羽です。よろしくお願いします。』
稚羽矢「ところで数個聞きたいんだがお前は皇 千尋の兄か?」
煌羽『えぇ。そうですよ?よく気が付きましたね?大体の人は気づくことが余りないんですが・・・』
稚羽矢「そうか・・・。あ、此処が理事長室だ。他の質問はまた今度聞くが良いか?」
煌羽『えぇ。大丈夫ですよ?ここまで案内ありがとうございました。』
稚羽矢「あぁ。・・・それじゃあ、またな?」
あれ?なんか俺はまた落としてしまったのか?
俺の容姿は認めたくはないが、そんなに目立つのか…。
煌羽『先生、もしかして、俺と離れるの、寂しいですか?』
稚羽矢「っっ!そんなわけないだろう!」
煌羽『先生・・・稚羽矢、大丈夫ですよ?俺にそっちの気はないけれど、転入手続きが終わったら沢山話せますし、それに・・・』
稚羽矢「なんだ?」
煌羽『いえ、直ぐに分かりますよ。』
稚羽矢「分かった。それじゃあ、また後でな…」
コツコツコツ...。
コンコンッ
「どうぞ」
煌羽『失礼します。』
「あぁ、君が転入生の皇 煌羽君か…」
煌羽『はい。皇 煌羽です。これからよろしくお願いします。』
「あぁ、俺の名前は華京院 春だ。それで、お前のクラスは3-Sだ。」
煌羽『理事長、担任の先生の名前を聞いてもいいですか?』
春「あぁ、3Sの担任の名前は確か、如月 稚羽矢だったはずだ。」
煌羽『クスリッ。そうですか。ありがとうございます。』
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