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「キョウ?寝たのか?」
タクミはアタシが眠ったと思って
「おやすみ。」
と言って電話を切った。
次の日の朝、朝練が終わったタクミが部屋にやって来た。
「どうしたの?」
アタシはものすごく焦ってる。
タクミは部屋に上がり込んで
アタシをいきなり抱きしめた。
タクミの身体は汗の匂いがした。
「キョウ…逢いたかったか?」
腕の中で暴れるアタシをタクミは身動き取れなくなるほどキツく抱きしめて
「俺も逢いたかったよ。」
と言ってキスをする。
「ダメ…ハナエに悪い。」
アタシはそのキスから逃げようとハナエの名前を出した。
タクミは止めると思ったのに
予想に反してそのまま強引なキスをした。
「素直に言えよ。
この前みたいにして欲しいって。」
「タクミはどういうつもりなの?
ハナエに悪いと思わないの?」
「俺とあんな事しといてお前だって同罪だろ?
レオに悪いと思わないのか?」
「思ってるよ!」
「なら酔って電話とかするなよ。
そんな事されたら心配になるだろ?
もしかしてレオとうまくいってないのか?」
タクミはスケベでアタシとヤル事しか考えてないと思ったけど…
心配なんかしないヤツだと思ったけど…
電話一本で逢いに来てくれて
優しくされると混乱してしまう。
「キョウ…レオと別れろよ。」
タクミは簡単に言うけど…
アタシはハナエと別れてなんて死んでも言えなかった。
ハナエは親友だもの。
タクミはアタシが眠ったと思って
「おやすみ。」
と言って電話を切った。
次の日の朝、朝練が終わったタクミが部屋にやって来た。
「どうしたの?」
アタシはものすごく焦ってる。
タクミは部屋に上がり込んで
アタシをいきなり抱きしめた。
タクミの身体は汗の匂いがした。
「キョウ…逢いたかったか?」
腕の中で暴れるアタシをタクミは身動き取れなくなるほどキツく抱きしめて
「俺も逢いたかったよ。」
と言ってキスをする。
「ダメ…ハナエに悪い。」
アタシはそのキスから逃げようとハナエの名前を出した。
タクミは止めると思ったのに
予想に反してそのまま強引なキスをした。
「素直に言えよ。
この前みたいにして欲しいって。」
「タクミはどういうつもりなの?
ハナエに悪いと思わないの?」
「俺とあんな事しといてお前だって同罪だろ?
レオに悪いと思わないのか?」
「思ってるよ!」
「なら酔って電話とかするなよ。
そんな事されたら心配になるだろ?
もしかしてレオとうまくいってないのか?」
タクミはスケベでアタシとヤル事しか考えてないと思ったけど…
心配なんかしないヤツだと思ったけど…
電話一本で逢いに来てくれて
優しくされると混乱してしまう。
「キョウ…レオと別れろよ。」
タクミは簡単に言うけど…
アタシはハナエと別れてなんて死んでも言えなかった。
ハナエは親友だもの。