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rescue me!
アタシはタクミから連絡が来なくなって
複雑な気持ちだった。
ホッとしたけど…淋しくもあった。
レオは麻雀のしすぎで単位が足りなくなりそうで
レポートを書くのに忙しく
アタシはレオの部屋に居ても
1人で本を読んだり料理したりしていた。
ハナエはあれからタクミと仲直りしたが
タクミは試合が近いらしく、
練習ばかりでハナエと逢う時間もあまりなかった。
ハナエは暇を持て余して
アタシを飲み会に誘った。
飲み会と聞いたけど…どう考えても人数合わせに連れてこられた合コンだった。
ハナエの同僚とIT系のサラリーマンたちで
大学生はアタシ1人だった。
社会人はやっぱり大人に見えて
アタシは気後れしてしまう。
「杏子ちゃんだっけ?
女子大生なんだ?
可愛いね。」
となりに座った30代の田澤さんという人がアタシに気を使って何度も話しかけてくれた。
田澤さんはすごく大人に見えて
高級ブランドの腕時計がそれなりに似合っていた。
タクミやレオには無い大人の魅力があって
話も面白かった。
「杏子ちゃんは30代の男とかどう思う?
もうオジサンかなぁ。」
と笑った。
アタシはさっきハナエに耳打ちされていた。
「彼氏がいるって絶対に言わないでね。
あとシラけさせないで適当に話盛り上げてくれればいいから。」
その言葉を思い出してアタシは必死で田澤さんのご機嫌をとった。
「やっぱり大人って感じがします。
大学生の男の子とは違うっていうか…」
「大人ねぇ。
本人は大学の頃とあんまり変わってないと思うけどね。
ま、あの頃より少しは経験は積んだかな?」
ウィスキーを飲む仕草も決まってる。
だいたいタクミやレオはウィスキーなんて飲まない。
ネクタイを緩める仕草もセクシーだった。
「この後何か予定ある?」
「え?」
「良かったら2人で遊はない?」
田澤さんは遊び慣れてる感じがする。
危険だと思ったけど
アタシは頷いていた。
複雑な気持ちだった。
ホッとしたけど…淋しくもあった。
レオは麻雀のしすぎで単位が足りなくなりそうで
レポートを書くのに忙しく
アタシはレオの部屋に居ても
1人で本を読んだり料理したりしていた。
ハナエはあれからタクミと仲直りしたが
タクミは試合が近いらしく、
練習ばかりでハナエと逢う時間もあまりなかった。
ハナエは暇を持て余して
アタシを飲み会に誘った。
飲み会と聞いたけど…どう考えても人数合わせに連れてこられた合コンだった。
ハナエの同僚とIT系のサラリーマンたちで
大学生はアタシ1人だった。
社会人はやっぱり大人に見えて
アタシは気後れしてしまう。
「杏子ちゃんだっけ?
女子大生なんだ?
可愛いね。」
となりに座った30代の田澤さんという人がアタシに気を使って何度も話しかけてくれた。
田澤さんはすごく大人に見えて
高級ブランドの腕時計がそれなりに似合っていた。
タクミやレオには無い大人の魅力があって
話も面白かった。
「杏子ちゃんは30代の男とかどう思う?
もうオジサンかなぁ。」
と笑った。
アタシはさっきハナエに耳打ちされていた。
「彼氏がいるって絶対に言わないでね。
あとシラけさせないで適当に話盛り上げてくれればいいから。」
その言葉を思い出してアタシは必死で田澤さんのご機嫌をとった。
「やっぱり大人って感じがします。
大学生の男の子とは違うっていうか…」
「大人ねぇ。
本人は大学の頃とあんまり変わってないと思うけどね。
ま、あの頃より少しは経験は積んだかな?」
ウィスキーを飲む仕草も決まってる。
だいたいタクミやレオはウィスキーなんて飲まない。
ネクタイを緩める仕草もセクシーだった。
「この後何か予定ある?」
「え?」
「良かったら2人で遊はない?」
田澤さんは遊び慣れてる感じがする。
危険だと思ったけど
アタシは頷いていた。