controller
アタシはタクミの腕を振りほどいて急いでコンビニに向かった。
適当に物をカゴに入れて
急いで帰ろうとした。
タクミはコンビニまで付いて来て
「家まで送る」
と言ったけど
アタシはそれを拒否した。
「ハナエやレオに見つかったらどうするの?
もうこんなのやだ!」
タクミに八つ当たりしたけど
本当はこんな夜にノコノコ逢いにきてしまう自分が嫌だった。
「キョウ…怒るなよ。
俺だって悩んでるんだって。」
「悩んでるなら誘わないでよ。
タクミには理性が無いの?
キスしたいならハナエとすればいいじゃん!」
「キョウとしたかったんだから仕方ないだろ?」
そんな言葉に揺れてる自分も嫌だ。
「ならハナエと別れてから言ってよ。」
アタシはずっと口にできなかった言葉を
我慢できなくて言ってしまった。
アタシは我に返ってその言葉を取り消そうとした。
「冗談だから…ハナエと絶対に別れないで。
アタシもレオとは別れないから。」
タクミは何も言わずに黙ったままだった。
「もう帰らないと。」
アタシが帰ろうとするとタクミは言った。
「キョウは特別なんだ。
ずっと一緒にいたいのはキョウだし…
俺の一部みたいに俺の歴史には必ずキョウがいるだろ?
でもキョウしか知らない人生なんてダメな気がして…キョウも俺だけじゃいけないと思うし…
他の人と出逢って別れも経験しなきゃ
俺たちいつか壁にぶち当たる気がして…
でも最終的に俺のそばにいるのはキョウだから
そのつもりでいて。」
これは遠い未来に向けてのプロポーズなんだろうか?
適当に物をカゴに入れて
急いで帰ろうとした。
タクミはコンビニまで付いて来て
「家まで送る」
と言ったけど
アタシはそれを拒否した。
「ハナエやレオに見つかったらどうするの?
もうこんなのやだ!」
タクミに八つ当たりしたけど
本当はこんな夜にノコノコ逢いにきてしまう自分が嫌だった。
「キョウ…怒るなよ。
俺だって悩んでるんだって。」
「悩んでるなら誘わないでよ。
タクミには理性が無いの?
キスしたいならハナエとすればいいじゃん!」
「キョウとしたかったんだから仕方ないだろ?」
そんな言葉に揺れてる自分も嫌だ。
「ならハナエと別れてから言ってよ。」
アタシはずっと口にできなかった言葉を
我慢できなくて言ってしまった。
アタシは我に返ってその言葉を取り消そうとした。
「冗談だから…ハナエと絶対に別れないで。
アタシもレオとは別れないから。」
タクミは何も言わずに黙ったままだった。
「もう帰らないと。」
アタシが帰ろうとするとタクミは言った。
「キョウは特別なんだ。
ずっと一緒にいたいのはキョウだし…
俺の一部みたいに俺の歴史には必ずキョウがいるだろ?
でもキョウしか知らない人生なんてダメな気がして…キョウも俺だけじゃいけないと思うし…
他の人と出逢って別れも経験しなきゃ
俺たちいつか壁にぶち当たる気がして…
でも最終的に俺のそばにいるのはキョウだから
そのつもりでいて。」
これは遠い未来に向けてのプロポーズなんだろうか?