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アタシはハナエに頼まれてハナエとバレー部のマネージャーをすることになった。
3人で帰る事も多くなって
いつもハナエを送ってからタクミと2人で帰る。
なんとなく自分が邪魔者のような気がして
タクミに言った。
「今度から2人で帰りなよ。」
するとタクミから意外な答えが返って来た。
「そしたらキョウが1人になるだろ?
夜道はあぶないから一緒に帰ろう。
変な気使うなよ。」
タクミは時々優しいことを言うけど…
アタシの事はただの幼馴染としか思ってない。
キスしてもsexしてもアタシはあくまで練習台なのだ。
土曜にタクミはたまにハナエを部屋に呼んだ。
タクミの両親は共働きで
土曜は2人とも仕事で居ない。
そんな時に呼ぶなんてきっとハナエと寝るためなんだろうと想像して絶望した。
アタシは土曜日になると、何が何でも外へ出かけた。
タクミに呼ばれて部屋に来るハナエを見たくなかったから。
いつからかタクミと2人になる事を避けるようになり、
そうして一年が過ぎ、
アタシにも春が訪れた。
同じクラスに王子様のようなイケメン男子が転校して来たのだ。
「七海礼央です。
よろしくお願いします。」
レオはアタシの隣の席に座ることになり
アタシはレオの世話係になった。
女子はレオの事をレオ様と呼んで盛り上がってる。
そしてそんな七海礼央はアタシにタクミ以外、
初めて異性として意識させた男でもあった。
3人で帰る事も多くなって
いつもハナエを送ってからタクミと2人で帰る。
なんとなく自分が邪魔者のような気がして
タクミに言った。
「今度から2人で帰りなよ。」
するとタクミから意外な答えが返って来た。
「そしたらキョウが1人になるだろ?
夜道はあぶないから一緒に帰ろう。
変な気使うなよ。」
タクミは時々優しいことを言うけど…
アタシの事はただの幼馴染としか思ってない。
キスしてもsexしてもアタシはあくまで練習台なのだ。
土曜にタクミはたまにハナエを部屋に呼んだ。
タクミの両親は共働きで
土曜は2人とも仕事で居ない。
そんな時に呼ぶなんてきっとハナエと寝るためなんだろうと想像して絶望した。
アタシは土曜日になると、何が何でも外へ出かけた。
タクミに呼ばれて部屋に来るハナエを見たくなかったから。
いつからかタクミと2人になる事を避けるようになり、
そうして一年が過ぎ、
アタシにも春が訪れた。
同じクラスに王子様のようなイケメン男子が転校して来たのだ。
「七海礼央です。
よろしくお願いします。」
レオはアタシの隣の席に座ることになり
アタシはレオの世話係になった。
女子はレオの事をレオ様と呼んで盛り上がってる。
そしてそんな七海礼央はアタシにタクミ以外、
初めて異性として意識させた男でもあった。