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レオと結婚して2年が過ぎた。
レオは相変わらず忙しくて
アタシたち夫婦の仲はどんどん冷めてる気がした。
1人でいる時間が長くて
アタシは家にまっすぐ帰らなくなった。
その頃、仕事で知り合った男の人と頻繁に食事をしたり飲みに行くようになって
ある日、帰り際にキスをされた。
アタシもいつかそうなると何処かで覚悟してたし、
ビックリもしなかった。
レオにもすでに女がいたから
これはこれで仕方ないと自分で勝手に納得した。
タクミは未だウチの会社のウェアの専属モデルを続けていたが、
アタシはあの日からタクミに逢ってない。
タクミは俳優を続けながら
スポーツキャスターに抜擢されて
もっと人気者になってた。
ハナエはあれから1度タクミの彼女の一般人Aさんとしてスクープされたが
タクミの事務所は友達の1人だと否定した。
ハナエの方は未だタクミと結婚する事を夢見てたけど
タクミは他の女優とも噂になって落ち込んでいた。
「もしかして本当にあの女優とも付き合ってんのかな?」
「ハナエの方はどうなの?
ちゃんとタクミに逢ってる?」
ハナエが首を横に振って
「ホント言うとね、もう1年逢ってない。」
アタシはタクミがもうハナエに興味がない事を知ってる。
タクミにとってのハナエは
アタシにヤキモチを妬かせる為の存在だった。
「それにアタシね、結婚するんだ。」
「え?」
ハナエはとうとうタクミじゃない人と結婚の約束をした。
レオは相変わらず忙しくて
アタシたち夫婦の仲はどんどん冷めてる気がした。
1人でいる時間が長くて
アタシは家にまっすぐ帰らなくなった。
その頃、仕事で知り合った男の人と頻繁に食事をしたり飲みに行くようになって
ある日、帰り際にキスをされた。
アタシもいつかそうなると何処かで覚悟してたし、
ビックリもしなかった。
レオにもすでに女がいたから
これはこれで仕方ないと自分で勝手に納得した。
タクミは未だウチの会社のウェアの専属モデルを続けていたが、
アタシはあの日からタクミに逢ってない。
タクミは俳優を続けながら
スポーツキャスターに抜擢されて
もっと人気者になってた。
ハナエはあれから1度タクミの彼女の一般人Aさんとしてスクープされたが
タクミの事務所は友達の1人だと否定した。
ハナエの方は未だタクミと結婚する事を夢見てたけど
タクミは他の女優とも噂になって落ち込んでいた。
「もしかして本当にあの女優とも付き合ってんのかな?」
「ハナエの方はどうなの?
ちゃんとタクミに逢ってる?」
ハナエが首を横に振って
「ホント言うとね、もう1年逢ってない。」
アタシはタクミがもうハナエに興味がない事を知ってる。
タクミにとってのハナエは
アタシにヤキモチを妬かせる為の存在だった。
「それにアタシね、結婚するんだ。」
「え?」
ハナエはとうとうタクミじゃない人と結婚の約束をした。