ドロップ!~別編~
「で、飲んだ直後にぶっ倒れたんだよな」
「......」
あの後の藤堂はやばかった
『は?』
ってひと言いってそれから迅速に動いたもんだから
思わず吹き出して弥生に思いっきりどつかれた。
「俺の不覚だ。」
不服そうな藤堂なんて久しぶりに見て
驚いた。
だってここ何年もそんな顔しなかったから。
歪んだ笑いか、無表情。
何年もそうだった。
「なんだよてめぇ、こっち見んな。」
「っえ、あ、あぁ...ごめん」
いつもなら、ひどくない?とかって返してたけど、素直に謝罪が出てしまった。
...今なら聞ける気がした。
「なぁ、藤堂」
「...」
「なんで俺のこと拾ったの?」
「......」
あの後の藤堂はやばかった
『は?』
ってひと言いってそれから迅速に動いたもんだから
思わず吹き出して弥生に思いっきりどつかれた。
「俺の不覚だ。」
不服そうな藤堂なんて久しぶりに見て
驚いた。
だってここ何年もそんな顔しなかったから。
歪んだ笑いか、無表情。
何年もそうだった。
「なんだよてめぇ、こっち見んな。」
「っえ、あ、あぁ...ごめん」
いつもなら、ひどくない?とかって返してたけど、素直に謝罪が出てしまった。
...今なら聞ける気がした。
「なぁ、藤堂」
「...」
「なんで俺のこと拾ったの?」