ドロップ!~別編~
心臓が飛び跳ねた。
嫌な音を立ててどんどん大きくなる。
藤堂はこっちなんか向いてないのに
見てるような気がする。
俺のことを。
「......なんか、知ってんのか...」
「なんて言ってほしいんだ?」
初めて藤堂がこっちを見た。
真剣な表情で、余計胸がざわめく。
知ってる。こいつは全部。
...なのになんでliveを潰そうとしないのか。
情けでもかけてんのか。
「変な顔だな。」
「は!?」
真顔で言われてつい突っ込んだ。
そのまま微妙な空気が流れる。
覚悟を決めなくては。
いつか、こんな日が来ると分かっていた筈だ。
......でも。
なぁ、藤堂。
俺、お前の事は絶対に潰したくないんだ。
死なせたくない。
あの子たちとお前を両方ともここから解放したい。
dropの指導者にそんなこと、言っていいかわかんないけど
俺、お前に上の立場っていう荷を下ろして欲しいんだよ。
嫌な音を立ててどんどん大きくなる。
藤堂はこっちなんか向いてないのに
見てるような気がする。
俺のことを。
「......なんか、知ってんのか...」
「なんて言ってほしいんだ?」
初めて藤堂がこっちを見た。
真剣な表情で、余計胸がざわめく。
知ってる。こいつは全部。
...なのになんでliveを潰そうとしないのか。
情けでもかけてんのか。
「変な顔だな。」
「は!?」
真顔で言われてつい突っ込んだ。
そのまま微妙な空気が流れる。
覚悟を決めなくては。
いつか、こんな日が来ると分かっていた筈だ。
......でも。
なぁ、藤堂。
俺、お前の事は絶対に潰したくないんだ。
死なせたくない。
あの子たちとお前を両方ともここから解放したい。
dropの指導者にそんなこと、言っていいかわかんないけど
俺、お前に上の立場っていう荷を下ろして欲しいんだよ。