俺だけのLovelyメイド
「あ、ウサギさん‼」
突然背後から聞こえた声に、思わずビクリとなる。この、声……
そろりと振り向くと、あたしに近付いて来ているのは案の定香乃華さん。
それについて、東條もめんどくさそうな顔をしながらこっちに近付いて来た。
ど、……どうしよう?
「ウサギさん、風船一つ頂けますか?」
って、遊園地のウサギにまで丁寧語なんですか、香乃華さん。
あなた、どれだけお嬢様なんですか。
って感じで、頭の中は結構しっかりしているんだけれど。
とりあえず、右手に持っていた風船から左手で一つ取りそのまま香乃華さんに手渡した。
「わあ、ありがとうございます」
──ああもう、いちいち可愛いんだよ‼
なんて、言ってみたい程にハート型の風船が良く似合う。
突然背後から聞こえた声に、思わずビクリとなる。この、声……
そろりと振り向くと、あたしに近付いて来ているのは案の定香乃華さん。
それについて、東條もめんどくさそうな顔をしながらこっちに近付いて来た。
ど、……どうしよう?
「ウサギさん、風船一つ頂けますか?」
って、遊園地のウサギにまで丁寧語なんですか、香乃華さん。
あなた、どれだけお嬢様なんですか。
って感じで、頭の中は結構しっかりしているんだけれど。
とりあえず、右手に持っていた風船から左手で一つ取りそのまま香乃華さんに手渡した。
「わあ、ありがとうございます」
──ああもう、いちいち可愛いんだよ‼
なんて、言ってみたい程にハート型の風船が良く似合う。