俺だけのLovelyメイド
……は?


その言葉を聞いた途端、あたしは思いっきり東條の頭を叩いた。

バチンッとキレイな音が響く。




「~~~~~……っ!?


い……ってえ‼‼テメエ何すんだよっ!?」



「はあ!?

アンタこそ、何してんのよ‼
最低最悪バカスケベッ‼‼アンタが優しいなんておかしいと思った‼」



「テメエ俺が黙ってれば好き放題言いやがって‼

助けてやった俺がバカだった」



「ちょ……しまいには開き直り!?ほんっとアンタって最低‼

ごめんくらい言えないの!?」



「なんで謝んなきゃいけないんだよ‼

どっちかと言うと、お前にお礼言って欲しいくらいだよっ。デカイって褒めてやったんだから」




なっ……!?

あまりの自己中な考え方に、あたしは東條の足に蹴りを入れた。
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