再会はある日突然!!
首痛そう…
私には流星くんを運ぶ力はないから、とりあえず布団を掛けておこう…
風邪ひいちゃう。
そう思って、ベットから出ようとした時、少しフラッとした。
「うっ…」
ベットのふちに腰掛けて、目眩が治まるのを待つ。
10分くらいじっとしていると、治まってきた。
流星くんに今度こそ、布団をかける。
「ん…ななちゃん…?」
あっ…
起こしちゃった…?
「おはようございます?」
流星くんは眠そうな目を開けると、飛び起きるようにして、私を見つめて驚いた顔をしていた。
「えっ?ななちゃん…?起きてるの…?」
「う、うん。起きたよ?」
そう言うと、流星くんは、はぁーっと長く息を吐いて、ソファーに深く腰掛けた。