再会はある日突然!!



「ななちゃん、ちょっとごめんね。」


ななちゃんを横向きにして、和人に支えてて貰う。


毛布を少しだけめくって、ズボンを脱がせた。



ななちゃんは、よっぽど辛いのか、動かしても目を覚まさない。



「ごめんね。」



そう言って座薬を入れた。


力んでないから、すぐに入った。



「OK。和人もういいよ。」


ズボンを履かせて、和人にそう言って、ななちゃんを楽な体制にしてあげる。



「なあ、流星…今日俺が変わってやるから、その子についててあげろよ。

俺今日、ちょうど非番だし…」



でも…それは…


俺が渋っていると。



「じゃ、来週の夜勤代わってくれればいいから。」


たしか、来週は俺が早番の時に和人は夜勤だったはず。

まあ、どうせいつも遅くまでいるから、何日いようが変わりはないし…


「それなら…」


そう言って、今日は代わってもらうことにした。


「ありがとう。助かるよ。」


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