再会はある日突然!!
ズルズルなにかを引きずる音がする。
そして、俺の上になにかが乗った。
「ん…ななちゃん…?」
でも、ななちゃんは寝てるはず…
「おはようございます?」
ぼーっとしていると、聞こえるはずのない声が聞こえて、ぱっと飛び起きる。
「えっ?ななちゃん…?起きてるの…?」
「う、うん。起きたよ?」
俺の勢いが凄かったのか、たじろぎながらも答えている。
ほんもの??
「はぁーっ」
良かった。
気が抜けて、起き上がっていた体がドサッとソファに腰掛けた。