再会はある日突然!!


いきなりのことで戸惑いながらも、どうしていいのか分からずに、固まっていた。


「ななちゃん?
別に、ななちゃんのせいで寝るのが遅くなってる訳じゃないからね?

確かに最近仕事持って帰ってきてるけど、いつも病院でやってる事だから。

ななちゃんが不安になるようなことはないよ?」


流星くんには、私が考えていることが分かっちゃうみたい…



「…ほんと?」



「うん。ほんと。」


そう言って、私をもう1度ぎゅっと強く抱きしめた。



私が負担になっていない事が分かって、安心したのか、ポロポロと涙が出てくる。



抱きしめてくれている、流星くんの腕の中で、静かに泣いた。




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