再会はある日突然!!



「顔真っ赤…!かわいいじゃん。」



「ふぇ…」

もう、なにも返せない。


それに、耳元で言われて、一気に力が抜けた。



「ななちゃん、そろそろ朝ごはん食べよっか?」


「う、うん…」



そう言われて、ベットから出ようとしたけど…



「ななちゃん?」


いつまで動かない私を不思議に思ったのか、先にベットを出た流星くんが呼んでいた。



「…た、立てない…

力抜けた…」



そう言ったわたしに、びっくりしながらも、流星くんは優しく笑って

「もう少ししたらおいで。」



そう言って、先に部屋を出た。



うぅぅ…


さっき、耳元で言われただけで、力抜けて立てなくなるって…


流星くんの声好きだけど、キスとかしたら…


想像しただけで、力抜けそう…



早くベットから出ないと、流星くん朝ごはん作って待ってるよね…


早くベットから出ることを考えよう。



じゃないと、いつまで経っても、力入らないよ…。


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