再会はある日突然!!
「ついたよ〜」
あれ?
私、道言ったっけ?
そう疑問に思ったけど、流星くん、家に来たことあるんだった…
デートの時とか送ってもらったのに、忘れてた…
思い出してれば、流星くんがアパートをみてどう思うかなんて気にしなくて良かったのに…
私が勝手に思って、勝手に落ち込んでいると流星くんは車を駐車場に止めて、既に外に降りていた。
あっ…降りなきゃ…
流星くんは、私が車から降りるのを待ってから私の後ろを付いて家に来た。
えっと、鍵…
最近使っていなかったバックのポケットを探して鍵を取り出す。
ガチャっと音を立てて開いた。
「俺、食器とかまとめておくから、ななちゃん服とかまとめてきてくれる?」
「うん。」
1人でやるつもりだったけど、流星くんも手伝ってくれるらしい。