再会はある日突然!!



「俺、食器とかまとめておくから、ななちゃん服とかまとめてきてくれる?」


そうじゃないと、ななちゃん全部1人でやりそうだし、それに俺が服とかをやる訳にはいかないし…



「うん。」



そう言ったのを確認してから、持ってきたダンボールを持ってキッチンに行った。



「すごいな…」



ななちゃんのキッチンは、調理器具が一杯だった。


普段から料理してるんだろうな…



俺の家には、フライパンと食器くらいしかない…


それも、和人が来た時に置いていったものだ。



返さなくていいって言うから置いてあったけど、今日まであることすら忘れていた。


そんなことを考えながら、次々とダンボールに詰めていった。


お皿とかは、新聞紙に包んでから。



ガサゴソとやっていると、意外とすぐにまとまった。



あとは、小物類と電化製品か…



そう思ったところで、ななちゃんがひょこっと顔を見せた。


「あ、ななちゃん終わった?」



「うん。おわったよ〜!」



時計を見ると、作業を初めて30分が経っていた。



「あとは、小物類かな?」


電化製品は、俺の家にあるものは置いていけばいい。


「あ、そう!」


< 198 / 281 >

この作品をシェア

pagetop