再会はある日突然!!



可愛い〜…!!



パッと目に付いたのが、私の好みのワンピースだった。



水色と白のレースで出来ていて、腰のところは大きなリボンで縛られている。

ふわっとしたスカートで、膝より少し上の丈。



「…かわいい…」



ぼそっとつぶやくけど、今日は買えないかな…



必要なもの買わないとだしね…



「ななちゃん、着てみたら?」


いつの間にか後ろにいた流星くんにそう言われた。


いつの間にかって言うより、ずっと後ろに居てくれたらしい。


「んー…でも…」


着たら欲しくなっちゃうしな…



「ななちゃんが着てるの見てみたいな?」



流星くんにそう言われたら、着るしかない。



「じゃあ、着る…」



ワンピースを持って、試着室に向かった。




着替えてみて、鏡を見る。



「やっぱり、可愛いな…」


着てみると、余計に欲しくなる。



「着れた?」


カーテンの外から流星くんの声がした。


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