再会はある日突然!!
「じゃあ、部屋まで案内するよ。」
俺がそう言うと、ななちゃんはベットから立ち上がった。
だけど、そのままふらっと俺の方に倒れてきた。
「おっと、大丈夫?」
「大丈夫です。」
ななちゃんはそう言ったけど、大分顔色悪いな…
無理して欲しくないし…
「ちょっとまってて。」
そう言って、ななちゃんをベットに座らせて車椅子を取りに行った。
俺が連れていってもいいんだけど、まだ他の人もいるから、ななちゃんは恥ずかしがるだろうし…
急いで、車椅子を取りに行って、戻る。
「はい。ななちゃん、これ乗って!」
そう言うと、大丈夫という顔をしたけど、やっぱり心配だからね…
「一応ね!念の為!」
ななちゃんは、俺がそう言うと、ゆっくりベットから立って車椅子に座った。