再会はある日突然!!
ななちゃんはじっと動かないでくれたから、1回で取れた。
「はい。いいよ。」
俺はまた、毛布の下に手を入れて、パットを外す。
そして、そのまま診察着のボタンも付ける。
次もこのまま行った方がいいからね。
「ななちゃん、次着替えないでこのままレントゲン行くよ。
服は診察室に持って行って貰うから。」
ななちゃんにそう言って、レントゲン室に向かう。
って言っても、向かいの部屋なんだけど…
部屋を出る時、そこに居たナースに、カゴごと服を診察室に持って行って欲しいと頼んでおいた。
だけど、レントゲンは俺出来ないんだよね…
痛くないし、ほかの人でも大丈夫だよね?
「ななちゃん、これは俺できないから、診察室に戻ってるね。
終わったら最初のところに戻ってきてくれる?」
「うん。わかった。」
ななちゃんがそう言ってくれたので、レントゲンを撮る部屋に入ったのを確認してから、俺は診察室に戻った。
まあ、そんなに時間かからないはず…