再会はある日突然!!
ピンポーン…
タクシーが来た。
「は…い…ゴホッ」
身体が重くて、立つのもやっとだ。
支えていないと立っているのも辛い。
財布とケータイを入れたカバンを持って、外にいるタクシーに乗り込んだ。
「ゴホッ…ハァ…そ、総合病院まで…ゴホッ…」
「わかりました。気分が悪くなったらすぐに言ってくださいね。」
タクシーの運転手が、私がよっぽど酷いと思ったのか、そう言ってくれた。
「ゴホッゴホッ…!!」
何とか咳を堪えながら、病院に向かった。