再会はある日突然!!
「ゴホッ…か、風邪をひいて…ゴホッゴホッ…」
「じゃあ、見ていきますね〜」
ぼうっとしていた私は、そう言われて、初めて先生を見た。
「えっ…!?ゴホッ…
流星先輩…?」
咳のしすぎで、声がガラガラだった。
私がそう言ったら、先生と目が合った。
「もしかして、ななちゃん??」
コクリと頷く。
まさか、こんな所で会えるなんて…!!
「ひさしぶりだね〜、
とりあえず、辛そうだから、見るよ?」
「ゴホッ…!!」
流星先輩は優しくそう言った後、診察を始めた。
「はい、服あげて〜」
先生だからしょうがないけど、先輩に下着を見られるのは、ちょっと恥ずかしい。
あまり、見えないように、少しだけ上げた。