再会はある日突然!!
「ななちゃん!?!?」
ビックリした、流星先輩の声が聞こえた。
「す、ばる…先輩…」
「どうしたの?」
ビックリしながらも、流星先輩は私を抱き起こして、ベットに運んだ。
「トイレに…行こうとして…」
「そっか、痛いところは無い?」
「…」
何も言わず、ぎこちなく頷くと、流星先輩が私の左腕を触った。
「っ!!」
触られたのは、さっき打ち付けた所で、声にならない悲鳴を上げる。
「ここ痛い?」
バレたら、入院が長引くと思って言わなかったけど、バレてしまったものは仕方がない…
私は静かに頷いた。