再会はある日突然!!
「三枝さん、406の川島さんの解熱剤と湿布用意してくれる?」
「あ、流星先生!
やっぱり熱上がってきましたか?
でも、なんで湿布…?」
「うん。
なんか、ふらついて転んだみたいで、折れてはいないみたいなんだけど、打撲したっぽくて…」
「そうなんですね」
俺と話しながらも、三枝さんはテキパキと用意した。
「はい。どうぞ。」
「ありがとう。」
受け取ると、ななちゃんの病室に急いで戻る。
もう、ベットに戻ってるかな…?
ガラッとドアをあけて
「ごめんね。ななちゃん!」
そう言うと、ななちゃんはちょうどベットに戻ったところなのか、ちょこんと座っていた。
「一応湿布貼っておこう?
あと、熱測ってみてくれる?」
「はい…」
ななちゃんも、熱が上がってきてるのが分かっているのか、ちらっと俺の持っている解熱剤を見ながら小さく返事をした。