再会はある日突然!!
「ななちゃん、俺と付き合ってくれますか?」
俺がそう言うと、ななちゃんの顔がみるみる赤くなっていった。
「お願いします…」
ほんとに?
よかったぁ〜!
この前聞いちゃったけど、やっぱり無理とか思われてないか心配だったから…
ななちゃんをぎゅっと抱きしめる。
もう、心臓が破裂しそうなほどドキドキしている。
「先に言おうと思ったのに…」
俺の腕の中にいるななちゃんが、ボソッと呟いた。
もう、先に言ってるよ。
ななちゃんの気持ちはあの時聞いたから…
だけど、そんなことは言わない。
「だから、そんなに可愛い格好してるの?」
言いそうになった言葉を飲み込んでそう聞く。
「俺の前以外で、そんな可愛い格好するの禁止ね。
俺以外の男にそんな顔見せないでよ?」
「そんな顔…?」
不思議そうに聞いたから、俺はななちゃんの顔を覗き込んで、言った。