再会はある日突然!!
「うん…熱はないね…」
私のおでこに手を当ててそう言った。
「あの…どこ行くんですか…?」
「あっ、言ってなかったっけ?
仕事復帰のお祝いにご飯食べに行こうと思ったんだけど…
迷惑だった?」
「そんなっ!
迷惑なんかじゃ…むしろありがとうございます…」
急だから、何だろうと思ったけど、そういうことだったんだ。
流星くんに会いたい気持ちもあったから、なんでも良かったんだけど、私から誘う勇気はなかった。