再会はある日突然！！

少し経ってから、料理が運ばれてきた。


「お待たせ致しました。」

届いた料理はとても美味しそうでキラキラ輝いて見えた。


「流星くんは何にしたの？」


「ん？俺はカルボナーラのセットだよ。」



…！！


何そのオシャレな選択…！


流星くんの前に置かれているとなんだか高級な料理に見える。


「食べる？」



私がよっぽど欲しそうな目で見ていたのか、そう聞いてきた。


た、食べたい！！


私が頷くと、流星くんはフォークにクルクルとパスタを巻いて私に差し出してきた。



えっ！？


これって…



私は恥ずかしさを隠しながらも、口を開けてパクっと食べた。


「美味しい…！！」


お皿に分けてもらえるのかと思ったら、あーんしてもらえるなんて…！！


嬉しさと恥ずかしさで、心臓がドキドキしている。