再会はある日突然!!
「ななちゃん、明日も仕事でしょ?今日はもう帰ろっか?」
えっ…もう?
まだ一緒に居たいけど、きっと迷惑だよね…
「…そうですね…帰りましょっか…」
その後、流星くんがディナーのお金を払ってくれて、車に戻った。
私も払うと言ったけど、私には払わせてくれなかった。
「ななちゃん、カッコつけさせて。」
と言われてしまったので、素直にごちそうさまです。と言って、払ってもらったのだ。
…車で家まで送ってもらう。
だけど、車の中は無言だった。
それに、家はそこまで遠くないから、すぐに着いてしまった。
「…流星くん…、ありがとうございました。おやすみなさい。」
私はそう言って、車を降りようとしたけど、降りれなかった。
「ななちゃん…」
そう呼ばれて、振り向くと、目の前に流星くんの顔がどアップであった。
えっ…
キス…されてる…
「おやすみ。」
流星くんは、イタズラをした後の様な顔をしてそう言った。