再会はある日突然!!


ななちゃんは、なにが起こったのか分かっていないのか、ぽかんとしている。


「は…えっ…?」


「もう、ななちゃんは可愛いな…帰したくなくなっちゃう…」


ななちゃん、その顔してると襲いたくなっちゃうよ。


「もう遅いから、今日は帰りな?」


「えっ?あ、はい…おやすみなさい…」


ななちゃんは、ぼーっとしたまま車を降りて家に入った。


ななちゃんは、一人暮らしでアパートの2階に住んでいる。


俺が車を止めたところから、ちょうど家に入るのが確認できるんだ。



「ふぅ…やばかった…」


ななちゃんが家に入るのを見届けると、自然とため息が出た。



ななちゃん…


可愛すぎる…


あれ以上一緒に居たら、襲うところだった。


まぁ、我慢出来なくて、キスしちゃったけど…



次会った時には、敬語辞めさせたいな…


その方が、近づけた気がするし…



ひと息着いてから、車を動かして、自分の家に帰った。

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